現役テニスコーチのゆんです!
皆さんはテニス好きですか!?私は大好きです!テニスが好きすぎるが故、いまだにテニスコーチとしてテニスに携わっています。今回は、私みたいなテニスバカ必見、テニスに携わる仕事についてまとめました。
現在学生で、将来テニス関係の仕事に就きたい、学生時代のようにテニスに囲まれたい、テニス関係に転職したいという方に読んでいただきたい内容です!
選手やコーチ以外にもテニスに携わる仕事はたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事のポイント👉
意外とテニスに携わる仕事は多い!
テニスだけできればいい訳ではない!
専門知識の習得も必須!?
テニスプレーヤー
花形のテニスプレーヤーです。あえてプロとしなかったのは、実業団の選手なども含めたいという意図があります。プロというと、錦織圭選手や大坂なおみ選手など、トップオブトップをイメージしてしまうと思いますが、日本国内で活動するテニスプレーヤーは1187名います。(JTAのランキングに入っている男子選手)
錦織圭選手や西岡良仁選手をはじめ、実業団選手、大学生、専門学生、高校生など幅広い層の選手が活動しています。中には、ほとんど試合に出ていない選手もいるので、国内テニス選手はおおよそ1000名ほどでしょうか。
プロ登録すれば誰でもなれますが、選手としてスポンサーと契約するには、当然テニスの実力も問われます。テニスだけで生活できるのは、文字通りほんのひと握り、いや、ひとつまみ程度かもしれません。
テニスコーチ(テニススクール)
テニスに携わる仕事と言えば、やはりテニスコーチですよね!私も現役テニスコーチとして働いています。おそらく、テニス関係の仕事で一番たくさん従事しているのがテニスコーチだと思います。老若男女問わずできる生涯スポーツとして、幅広い年代のレッスンを担当します。
テニスコーチになるためには、学歴や資格は必要ありません。少なくとも5年以上はテニスの競技経験があった方がいいです。大学の体育会出身であったり、テニスの専門学校を卒業した人が多い印象です。学生時代、アルバイトコーチをしていた方もたくさんいますね!
私みたいに、中高部活、大学サークルとアルバイトコーチ経験者の方も一定数いらっしゃると思います。「大学や専門はスポーツ関係ないけど、テニスコーチになりたい!」という方も十分なれます!
多店舗展開しているスクールであれば、ノアインドアステージ、テニスラウンジ、ルネサンスなどがあります。新卒採用、中途採用しているので気になる方はHPへ!
👉ノアインドアステージ
【公式】採用サイト|テニススクール ノアインドアステージ株式会社
👉テニスラウンジ
👉ルネサンス
プロコーチ(選手のコーチ)
同じテニスコーチでも、プロコーチはやはりハードルが上がります。自身が元選手であったり、インハイ、インカレなどである程度成績がある人でなければ、なるのが難しいでしょう。選手として活動していた人が、引退して選手のコーチになるパターンが一般的です。テニスが強いだけではいけません。コーチの仕事は、選手を目標まで導くことです。選手とのコミュニケーションも不可欠です。テニスとは別の能力も求められるでしょう。「名選手、名監督にあらず」といわれるように、いい選手が必ずしもいいコーチになれるとは限りません。
有名どころであれば、松岡修造さんでしょうか。自身もウィンブルドンでベスト8の成績を残し、次世代の育成のために、修造チャレンジなどを通して、ジュニアの指導に当たっています。
テニス部監督・顧問
先生や監督などもテニスと関わる仕事の一つです。しかし、メインはあくまで授業です。朝から夕方まで授業や小テストの採点などの業務をした後、部活に参加します。土日も練習や試合の引率などでかなりハードな仕事です。ブラック公務員とまで言われる先生ですが、生徒の成長を間近で感じられるやりがいのある仕事でもあります。
学校にもよりますが、経験のない競技の顧問に任命されることもあるので、必ずテニス部の顧問になれるとも限りません。まずは、教員免許の取得ですね!
最近では、外部コーチ、外部指導員を導入している自治体・学校も増えてきたので、先生でなくても部活で指導することも可能です!私も現在、週一回ですが、外部コーチとして某高校のテニス部の指導に当たっています。
GODAIでは外部指導員育成のサポートもあるそうです!私も機会があれば受けてみたいです。
👉部活動指導員養成講習|学科紹介 | GODAIスポーツアカデミー
テニスショップ(大型スポーツショップのテニス部門)
個人経営のテニスショップをオープンしたり、ゼビオやスポーツオーソリティなどの大型スポーツショップのテニス部門で働くこともできます!
大型店で働くためには、一般の就活と同様、採用選考に進めば問題ありません。ただし、希望の部署に配属されるかわからないのがデメリットではあります。
個人でショップをオープンするにも、メーカーさんと取引が必要なので、大型店でコネクションを作ったり、スクールコーチのショップ担当として関わりをもってから出店する方が多いように感じます。
テニス協会員(審判員・コーチ)
協会への登録、資格取得はJTA(日本テニス協会)の講習会や試験を受けることなることができます。有資格者は、大会運営時に審判員やトレーナーとして派遣されたり、コーチとしての信頼度が上がります。あくまで資格なので、仕事をする上での武器といった感じです。
詳細はJTAのHPを見てください!
ストリンガー
テニスの大会やショップなどで、ガット張りを専門で行う人です。ガット張り自体に資格は必要ありませんが、GOSENの張人(はりびと)などの公認資格を取得しておくと、信頼できるストリンガーとしてみてもらえます。資格には、応募資格があるので要確認です。(年間何本以上張り上げ実績など)
4大大会でストリンガーを務めるレベルであれば、それ一本で生活できるかもしれませんが、基本的にはショップ勤めやコーチなどと兼業する方が多いように感じます。
ただ、ガットを張ればいいというものではなく、フレームの変形をさせず、使う人の特徴を抑えて張る必要があります。私もガット張りはできますが、資格を持っている方の話を伺うと、知識量が違います、、、。
ストリンガーズ協会のHPを見つけたので、よかったら覗いてみてください!カッコいいです!
👉JRSA|日本ラケットストリンガーズ協会 – 日本ラケットストリンガーズ協会
テニス系インフルセンサー
SNSの普及で、テニス系YouTuberやインスタグラマーなども、もはや立派な仕事になっています。YouTuberなんかは、コーチの方や一般の会社員が副業でやっているパターンが多いです。動画編集、マーケティング、SEOなどの知識も必要になってきますが、極めて収入が安定すれば、テニスに囲まれて生きていける理想像ですね!
メーカー(営業・開発)
車や住宅のメーカー同様、テニス用品を開発・販売している会社も多くあります。ぱっと思いつくのはヨネックスやミズノなどですね!最近であれば、トアルソンなんかも認知度が上がっています。こちらも大型ショップ同様、新卒で入社することも可能ですが、かなりの倍率なので厳しい道のりです。
中途採用がメインになってくるので、ショップやコーチから繋がりをもって転職したり、他の会社で営業や開発などの職種を経験して転職するのがいいかもしれません。
コート施工会社(建築系)
テニスのインフラ整備という切り口で言えば、テニスコートを施工する会社もテニス関係ですね!基本的に現場仕事ですが、営業職もあります。学校のコートをハードコートにしたり、スクールをインドアに作り替えたりなど、インフラ整備をする点ではやりがいの塊ですね!日本体育施設株式会社、スポーツサーフェス株式会社などスポーツ施設を取り扱っている会社があります。
私の母校、中京大学のコートもスポーツサーフェスさんが改修してくださったみたいです!
👉トピックス|DECOTURF[デコターフ]|スポーツサーフェス株式会社
スポーツドクター・トレーナー・栄養士
専門性がぐっと上がりますね。スポーツと身体は切っても切り離せない関係です。特にトレーナーは、選手の身体のケアをする点では最前線です。
ドクターになるには医学部を卒業、栄養士・トレーナーであれば公認の資格が必要があります。医学部以外であれば、公認資格を取得すれば社会人になってからでもなることができます!
スクールに来てくださっている整形外科医の先生は、本業とは別でスポーツドクターとして活動しているそうです。
まとめ
いかがでしたか?私も書いていて、テニスに携わる仕事は思ったよりたくさんあるんだと実感できました!テニス一つとってもいろんな携わり方があります。現在高校生、大学生で将来テニスに関わりたい方は、今のうちから勉強や資格に向けて取り組んでおくといいかもしれませんね!
テニスコーチのリアルなお金事情や仕事内容、恋愛事情などに興味がある方は是非読んでいってください!
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