こんにちは。現役テニスコーチのゆんです!
ついにオリンピックまで1か月を切りました!コロナ禍で開催することに賛否両論ありますが、無観客での開催になりそうですね。事前合宿の受け入れ中止などのニュースも流れていますが、海外からの人流が増えれば、感染者が増える可能性は高くなります。必要最低限の人流で開催するのが無難な気もします。
そんなコロナ禍で開催される(予定)東京オリンピックですが、今回は、オリンピック東京大会を辞退したテニス選手とその理由についてまとめています。
オリンピックが開催されなかったことは?
1896年に第1回アテネ大会が始まって以来、オリンピックが開催されなかったことはあるのでしょうか?
オリンピックが開催されなかったことは、今までに3回のみで、いずれも大規模な戦争が理由でした。
1916年 第6回ベルリン大会
→第一次世界大戦のため、開催取りやめ
1940年 第12回東京(ヘルシンキ)大会
→東京開催の予定が、日中戦争により開催地を返上しフィンランドのヘルシンキに変更。その後戦局悪化(第二次世界大戦に発展)のため、開催取りやめ
1944年 第13回ロンドン大会
→第二次世界大戦のため、開催取りやめ
その後、参加しなかった国や地域はあったものの、大会自体はすべて開催されています。平和の象徴でもあるオリンピックが、戦争によって開催されなかったとは、なんとも悲しい過去です。
東京オリンピックを辞退したテニス選手
本題のオリンピックを辞退したテニス選手について書いていきます。
男子選手
ラファエル・ナダル(スペイン)
理由:自分の体のことを考えて欠場
ドミニク・ティエム(オーストリア)
理由:おそらく足の怪我のため欠場
クリスチャン・ガリン(チリ)
理由:怪我や自身の感染(全豪欠場)今の感染状況を加味し欠場
ファン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)
理由:膝の怪我が回復しなかった
デニス・シャポバロフ(ロシア)
理由:チームメンバーの感染を考慮し欠場
女子選手
セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
理由:娘(3歳)を連れて行けない
シモナ・ハレプ(ルーマニア)
理由:ふくらはぎの怪我のため
ソフィア・ケ二ン(アメリカ)
理由:理由はたくさんあるが、詳しい説明はなし
ざっと調べた感じ、以上の選手たちは東京オリンピックに出場しないことが決まっているみたいです。他にもロジャー・フェデラー(スイス)も現在開催中のウィンブルドンの結果次第で決めると、はっきり決まっていないようです。
ツアー選手におけるオリンピックの位置付け
オリンピックは4年に一度、国の代表として出場します。ツアーを回るプロにおいて、オリンピック出場は大きな名誉ですが、ランキングには反映されないため、自国のを背負ってプレーすることが出場の大きな理由だと考えます。
また、夏季オリンピックは7月ごろ開催されますが、毎回全仏、全英の日程後、2週間ほどで開催されるので、かなり過密スケジュールになります。
ツアープロは、ただでさえ過密スケジュールで各国を転戦しているので、今回欠場するように、怪我や自身のコンディションを優先して欠場することもあります。
実際、2016年のリオオリンピックではR・フェデラーは足首の故障で欠場しています。
まとめ
6月30日時点では、5名の選手が怪我を理由に東京オリンピックの出場を辞退しています。コロナを理由に辞退した選手は3名ですが、7月5日までに(オリンピック出場の意向を伝える期限)辞退する選手が出るかもしれません。
今後のオリンピックニュースからも目が離せませんね!
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